一畳日記

もうひとつの人間観

退職交渉終わった

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カプレーゼ

 

本日上司(代表)に退職意思を伝えた。

「少しお話があるのでお時間いいですか?」と昼前から何度も伺っていたのだが、企画関係の相談と思い込まれ後回しにされ続け、夕方来客前に軽いノリにで「よし、打ち合わせすっか。」と言われた。まあ引き継ぎも含めて打ち合わせは必要なのだが、その軽いノリがさらに気を重くさせた。

「いきなりですが、退職しようと思ってます。」席に着いてすぐ言った。「ああ、そう……。」と言った上司の表情を直視するのがきつかった。思いのほかショックを受けた顔だったからだ。

「理由は……?」

「やりたいことがあるのと、腰を痛めたことで今までみたいに役立てなくなったと思ったからです。」

本音でもあり建前でもある。それから私は上司のショックを緩和しようとつらつらと喋った。新卒から可愛がってもらって感謝していること。身勝手な退職を申し訳なく思っていること。後任にどんな人が良いと思うか、私にしては珍しいくらい自分のことを喋った。

昨日は全く寝付けなかったのだが、終わってみると呆気なく、物寂しさがある。私はここに留まらないことをついに選択した。留まる理由にあった職場の優しいひとたちを、手放した。つっかえてたものが無くなって軽くなったけど、軽くなりすぎてバランスがまだとれない。うーん、久々の感覚。何かが変わってく。周りも自分も変わっていく。変化の音。